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初のイベント運営を通して

こんにちは!香川大学学部3年の小林です。
今回はワークショップの運営を通して感じたことを書いていきたいと思います。

企画の背景と目的

今回のワークショップは、地域の建具店さんと共同で組子の建具を開発するプロジェクトの一環として企画しました。組子は非常に繊細な作業が多く、完成までには多くの時間と人手を必要とします。そこで「興味のある人にお手伝いしてもらえたら」という思いから、地域の方を対象にしたワークショップを開催することになりました。

また、組子製作は日本の伝統的な技術でありながら、日常の中で直接触れる機会はほとんどありません。参加していただいた方に、職人さんの技を少しでも体感し、伝統文化に親しんでもらいたいという目的も込めています。

準備のプロセス

開催にあたっては、まず企画書を作成し、小学校・中学校や市民センターを回って広報をお願いしました。しかし、今回はワークショップまでの準備期間が短く「日数的に周知が難しい」と言われてしまい、思うように告知ができませんでした。そこで、自分たちで作成したチラシを本島地域を中心に配布したり、ホームページやInstagramを活用して情報を発信しました。

また、当日使用する組子パネルについては、建具店さんが朝ギリギリまで準備してくださり、本当に多くの方に支えられて開催にこぎつけることができました。準備段階から「チームで作り上げている」という実感が強くありました。

当日の様子

当日は、予想していたよりも作業がスムーズに進み、和やかな雰囲気でワークショップを行うことができました。参加者の方々もとても熱心に取り組んでくださりました。作業の合間には世間話も交えながら交流でき、ただ作業をするだけでなく、人と人とのつながりを感じられる時間になりました。

成果と学び

今回のワークショップを通して「また次回も参加したい」と言ってくださる方がいたのは、大きな励みになりました。実は開催の3日前まで、申し込みが2名しかなく「本当に開催できるのだろうか」と不安な気持ちもありました。しかし、直前の声かけがあって最終的には6名の参加者が集まり、無事に開催することができました。

次回はもう少し準備に余裕を持って広報できそうなので、当初の想定どおり小学生や中学生など、子どもたちにも参加してもらえる機会にしたいと思っています。今回の経験を次に活かしながら、より多くの方に伝統技術の魅力を届けられるように工夫していきたいです。

皆さんのご参加お待ちしています!

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